元気ファームブログ
「心のふるさとできました!」
心のふるさとできました!
2019-10-20
農家民泊。「このトマトなら食べられる」。トマト嫌いのA男は、自分が畑で収穫したばかりのミニトマトを恐る恐る食べて驚いた。B子のグループは腰にかごをぶら下げ、小豆の収穫に一心不乱。しゃがんだままの作業は普段ならとうに音を上げている。どの子も笑顔だ。お母さんに「みんな働き者で助かっています」と褒められ、さらにペースが上がった。
いつも休み時間は校庭で手持ち無沙汰にしているC男は長靴を履き稲刈りに余念がない。終わると、ものすごい勢いで脱穀機のある作業場へ走る。こんなに機敏なC男の姿は初めてだ。
普段は夜遅くまで塾で勉強している子、ゲームをしている子も本来の子どもらしさを発揮して楽しんでいる。
「私たちには、心のふるさとができました」。最終日の児童代表の言葉。ふれあいの中で芽生えた人との絆が確実に育まれている。